みんなの幸せを考えると、順風なのなかで、安心して経営していきたい。従業員さんの生活を守る経営者であれば、誰もが望むことだと思います。それとは裏腹に、時代の変化から、多くの業界で逆風がふいています。
YC(読売新聞販売店)業界にも、また、逆風がふいています。
逆風は、ゆとりを奪います。ゆとりがなくなると、余分なものをあきらめるようになります。 そうやって、削ぎ落されていくと、どうしても譲れないもの、本当に大切にしたいものが残るのです。
逆風によって、自分自身の本質が、浮き彫りにされるともいえるのではないでしょうか?
競合他社のなかには、製品価格を、半値にまで落としている会社があることを知りました。
値下げは、麻薬。まして、YCの数は減少傾向です。顧客数が増加しないなかに、顧客単価を減らす。それを繰り返したなら、リストラは避けられません。
リストラは、関係するすべての人が敗者となりうる、危険な行為です。そして、そのしわ寄せは、YC業界に提供されるIT価値の低下となって、結局は、お客様にもご迷惑をかけていくことになってしまいます。
私が無知なのかもしれませんが、この戦略の行きつく先に、ハッピーエンドがあるようには思えないのです。
逆風のなかで感じた、私が一番大切にしたいこと。 それは、変革者でありたいということです。
小さくてもいいから、変革を起こしていきたい。
お客様とともに、仲間とともに、自分たちだからこそできたと喜びあえる変革を、社会に起こしていきたい。
その為ならば、どんな逆風にも、耐えて、進んでいきたい。
もともと、私達は、YC業界の夢をかなえていくために、40年前に生を受けた会社です。
確かに、時代は変わりました。YC業界は、大変厳しい状況です。その中で、新しく所長になられる方が、沢山いらっしゃいます。そして、新しい時代の所長さまには、新しいスタイルでの夢があります。
新しいスタイルの夢を、ともに追いかけるパートナーとして、信頼される会社でありつづけたい。
逆風だからこそ、原点に立ち返る大切さを、学ばせていただきました。逆風に、感謝ですね。
ご案内
所沢のおいしい!をディナータイムにお届け
>エシカルミン デリバリー
著者が経営する会社
> ユニコム株式会社