2016年をふり返って

かつて、弊社は、人の募集に時間がかかっていました。

ハローワークや人材紹介会社にお願いして、6カ月たっても応募はゼロ。やっと紹介されても、お互いにミスマッチがあったり。人材紹介会社にアドバイスを求めれば、都心から遠い立地や、新聞販売業界へのシステム提供というニッチな事業であることなど、私たちには工夫のしようもない課題点をあげられました。

「自分は、この会社の事業に未来があると信じています。
今まで、ああだった、こうだった、どうせこうだろう…という過去からひきずった視点においては、いろいろな意見もあります。でも、過去にとらわれない、中立的な視点でみてもらったとき、この会社の事業がどう映るのか? そこで勝負してみたい。
30代の中途採用もままならない現状ではありますが、思い切って、新卒・第2新卒の20代の採用に取り組みます。

私は、2016年の最初の挨拶で、このように全社員のまえで発表して、新卒・第二新卒の採用に取り組みました。 初めてパワーポイントによるプレゼンを準備して、初めての会社説明会を開き、初めての若者に会社の未来を熱く語りかけました。

その結果、春には5人。秋にも、2人。20代の未来ある若者を採用することができました。しかも、採用までにかかった時間は2週間程度でした。いままでが嘘みたいに、スピーディーに求人活動を完遂できるようになりました。

沢山の若者が入社することで、社内の雰囲気もガラッとかわり、先輩社員の愛育もあり、すでに、それぞれに存在感をあらわしながら、頑張ってくれています。

 

また、活字離れ・人口減少から、急速に悪化するYC(読売新聞販売店)市場のなかにあって、ユニコムのビジネスモデルをどうしていくのか?。ユーザーのYCさまだけでなく、弊社と付き合いのながい業者さん、また金融機関の方からも厳しい指摘をいただきました。

それまで、数年間かけて温めてきたエシカルミン事業。まだ、時期尚早の感もありましたが、YC業界の現実を直視し、私たちが未来へと準備できていることを内外に示すため、エシカルミン事業をYCの皆様に公表しました。

そのプレスリリースをみた、川口こども食堂の代表とご縁をいただき、こども食堂の支援を開始。エシカルミン事業は、約50店舗の飲食店さんにご参加いただき、1100枚以上の応募券を消費者に利用していただくまでに、発展しています。

 

タブレット事業においては、春に、intelがAtomプロセッサの開発停止を発表。Windowsタブレットの先行きが不透明となり、事業戦略の見直しを迫られました。

しかし、YC業界の将来を考えるとき、タブレットをYCの日用品にしていくことこそが、わが社の使命であり、それがYC業界への恩返しにもなると確信。あたらしいハードウェアを選定し、廉価版のシステムを開発しました。その直後に、それまで仕入れていたタブレットが製造中止となり、タブレット事業の難しさを肌で感じました。

その後、スタッフたちの頑張りもあり、廉価版のタブレットシステムは順調に推移しています。

 

 

安定した経営の為には、現状維持での順風満帆が一番です。
しかし、望まない壁に立ちふさがれて、決断を迫られました。
でも、その壁があればこそ、大きな決断をすることができて、会社は大きく前進できたともいえます。困難が、会社を育ててくれているのかもしれません。

弊社のスタッフも、同じだったのではと感じています。
他人からは見えなくとも、それぞれが壁にぶつかり、内心では傷つきながらも、耐えて、努力して、それを乗り越えて、自分を成長させた部分があると思います。その成長のパワーがあつまったからこそ、会社が前に進んでいると信じています。

 

終わってみれば、チャンスに恵まれ、スタッフに恵まれ、また、いろいろな方々とのご縁に恵まれて、実り多き一年であったと感じております。

本当に、お世話になりました。ありがとうございました。
また、来年も、よろしくお願いいたします。


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