若手社員のなかで、自分がいちばんデキがわるいと思っているらしいS君。初めての飲み会で話しかけてきた内容が「社長、僕を見捨てないでください」と、超ネガティブ。
サポート課で修行してもらいましたが、パソコンの前での仕事が向いていないらしく、15:00をすぎると、「自分が自分でなくなってしまう」とのこと(笑)。
とってもユニークで、憎めないS君は、6月から営業で頑張っています。
営業になってからというもの、現場を精力的にまわり、帰社時間が遅くなることも。
急に気合のはいったS君に、理由を聞いてみました。
「自分はバカなので、頑張るしかできないので…。 会社が、(新卒・第二新卒)僕たち5人をいれてくれて、営業が僕一人ということは、みんなの給料分は、僕が稼がなきゃですからね」
社内の仕事であれば、定時のチャイムを聞いて、さっと身支度をして、さっと家路につくことができます。
営業の場合、定時に帰社できる時間に引き上げても、道路事情などで遅くなることもあります。
若手の中で、一番、おそい時間まで頑張っている。そして、営業であれば、人に否定されるストレスに、常にさらされている。
そのS君が、仲間のことを考えて頑張っている。
S君は、まだ知識は乏しいかもしれないけど、とても大切なことをつかみかけています。
先輩は、そういう後輩の頑張りを見逃しません。
こういう若手は、周囲の先輩の協力をたくさん引き出すことができる。それは、1+1が2をこえる秘訣でもあり、結果、会社全体に好循環をもたらします。
仲間をおもいつつ、報われるかわからない努力でも、頑張りつづける。それは、従業員を思い、奔走するYC(読売新聞販売店)の所長の気持ちに似ている部分があります。
だから、そのまま、頑張っていけば、結果はついてくる。
S君、みんなが期待しているよ。
そのまま、頑張れっ!!
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