いつもお世話になっている回転寿司屋さんがあります。
そこでは、食べたいお寿司を注文用紙に書いてスタッフに渡すと、新しくお寿司を握って提供してくれます。すいているときは良いのですが、混んでくると、このシステムはなかなか大変な状態になります。
- お客さんが沢山いると、注文用紙を渡そうとスタッフに声をかけても、周りの騒音にかきけされ、スタッフが気づいてくれません。気づいてもらえるように大きな声をだすというのも、あまり楽しいことではありません。
- スタッフも、あちこちから注文用紙を渡されて順番に混乱をきたしてしまい、間違えて同じネタを何皿も余計につくってしまうこともありました。
- 揚げ物などは、スタッフがバックヤードにマイクで指示しなければならず、気の毒にかんじるくらいにバタバタしていました。
その回転寿司屋さんにタブレットが導入されていました。「へぇ~、ここにも、タブレットの波が来たんだな~」と軽い気持ちで利用しましたが、これが思いのほか快適でした。
- 注文用紙を書いて、スタッフに渡す必要がありません。
ガヤガヤしていても、大きな声を出す必要がなく、タブレットで食べたいお寿司を選ぶだけで、とってもスマート! - スタッフも、注文用紙を受け取る手間もなく、受け取った順番に並べる手間もなく、お寿司を握ることに集中できます。
- 揚げ物の注文も、自動的にバックヤードに流れるので、スタッフがマイクで指示する必要もありません。
お寿司がいつもよりも早くでてくるので、早く食べ終わることになります。
顧客満足度はあがり、お店の回転率もあがります。
ひとつひとつの小さな改善がまとまって、「あ、なんかいい感じになった!」と顧客が認識するくらいの明確な改善につながっていました。
弊社も、YC(読売新聞販売店)業界にタブレットシステムを提供しています。YCの多事業化(配送業、牛乳販売等)や外国人雇用の加速などタブレットが有用となるシーンも増え、乗り越えなければいけない課題もみえてきました。
理想のタブレットシステムに近づくために、Windowsにとらわれずに視野をひろげ、あらゆる選択肢を考慮に入れた基礎研究にとりくんでいます。Windowsを離れ、iPad(iOS)やAndroidへときりかえるとなれば、プログラムは作り直しになります。でも、5年後、10年後をみすえて、YCのために、何を優先していくべきなのか?。
未来をさきどりして…といえばカッコイイですが、泥臭く試行錯誤を積み重ねて、やり直しも恐れずに前進していくしかありません。
お寿司屋さんの例を励みに、YCのお役にたてると信じて、コツコツ、頑張っています(^^♪
※写真は、各種タブレット (Windows / iPad / Android) にて、基礎研究をしている時のものです。
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